私が特価で買ったじゅうたん

3か月ほど前になりますが、某大手インテリアショップで2.5メートル×3.5メートル程度ンの大判なじゅうたんを購入したときのお話です。
私の住居の居間はフローリングで、他の部屋は全て畳敷きの和室なのですが、そのフローリングにはホットカーペットを敷き、その上に薄手のじゅうたんを敷いて過ごしていました。
もともとこれらホットカーペットと薄手のじゅうたんの一式は親戚から譲り受けたものでしたが、ある日掃除機をかけているときに、勢いよくじゅうたんの上を吸いこんだら一部が裂けてしまいました。

さすがに、ごくたまには知人など客人を迎えることもあり、裂けてみすぼらしく破れたじゅうたんを使いつづけるのも恥ずかしいかぎりなので、心機一転、大判で厚手のじゅうたんを購入しようと決意しました。
最初に訪れたのは、家の近くのじゅうたんとカーテンの専門店でした。
さすがに、専門店ということだけあり、各国のしっかりとしたじゅうたんが所狭しと並べられていましたが、せっかく買うのだから、品質はもちろん、絵柄や意匠も相当程度気に入ったものを購入しようと思っていましたので、すぐに決め打ちはせず、次に少し遠くの某大手インテリアショップに向かいました。

そのショップは、じゅうたんを特に他店よりたくさん扱っているわけではありませんが、デザインが優れたものが置いてある印象がもともとあったため、結構期待して訪れたところ、まさに私がイメージしていたような絵柄の、そしてじゅうたん自体の品質、毛の長さや密度のノット数も希望を満たすものが壁に釣られて飾られていました。
しかも、値札には赤く線が入っており、なんと30%ほどディスカウントされているではありませんか。
これはもうこのじゅうたんに決めようと思ってよくよく値札を見ると、なんと現品限りの特価だというのです。
普段から特に潔癖症なきらいがあるわけではない私は、家電製品などでも現品かぎりの特価品を購入することが気にならない性格なのですが、今回ばかりは日ごろから肌で直接触れて使用するじゅうたん、しかも家電製品のように購入後きれいに拭きあげるということも簡単にはいかないこともあり、少し悩み始めてしまいました。

結局、その日は購入をしないこととしたのですが、自宅に戻って、今日見たじゅうたんが目の前のフローリングに敷かれた様子を想像すると、どうしてもいてもたってもいられなくなってしまい、あの後誰かに買われてしまってはいやしないか、ハラハラドキドキする始末です。
結局、翌朝、インテリアショップの開店時間と同時にじゅうたん売り場に向かった私は、すぐにそのじゅうたんを購入。壁から降ろす作業風景をご満悦の表情で見守る私は、とても充実感に溢れていたと思います。

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